防音対策工事

このようなお困りごとはございませんか?

✅作業員同士の意思疎通が取れず、生産性が低下している…

✅近隣から苦情が入ってしまったが、何をやればよいかわからない…

✅間仕切りをしてみたけども、改善の兆しが見られない…

環境省の「令和4年度騒音規制法等施行状況調査」によると、騒音に関わる苦情件数は工場・事業場が25.6%と非常に高い数値となっています。規制対象となるのは、指定地域内で特定施設(金属加工機械、空気圧縮機および送風機、織機、建設用資材製造機械など)を設置している工場・事業場から発生する騒音です。工場・事業場における騒音の大きさや作業時間などは、以下のように定められています。

①遮音する

遮音は音を跳ね返し、外部への漏れを防ぐことです。一般的に、空気の振動で伝わる空気音対策に有効です。工場騒音対策では、壁や天井への遮音シート施工が考えられますが、室内の音の反響というデメリットがあります。そのため、音源を遮音材で囲む方法が多く採用されます。これは、工場内が静かになるだけでなく、施工範囲が小規模なため低コストで済みます。また、窓やドアを閉め切るだけでも防音効果が期待できます。

②吸音する

吸音は騒音対策に有効で、ウレタンやグラスウールなどの多孔質材料が使われます。壁への充填やダクトへの巻き付け、吸音パーテーションで機械を囲むなどの方法があります。吸音材は遮音材と併用することで、反響を抑え、防音効果と音響調整を向上させます。


③防振する

工場機械の防音対策には防振が有効です。防振は振動を吸収し、固体音を防ぎます。機械の下に防振シート(ゴム、シリコン、ウレタンなど)を敷くのが一般的です。エアコン室外機や洗濯機の騒音対策にも使われます。ただし、設置場所の環境(高温ならシリコンが適す)や機械の特性を考慮する必要があります。

工場内の通路に設置されたポンプ複数台の騒音は長年の課題で、通行人からの苦情も多く寄せられていました。当初は設備配管の変更やポンプの移設が検討されましたが、レイアウト変更、大規模な工事、日程調整、そして多額の費用がネックとなり、代替案が求められていました。

そこで、簡易的な方法かつポンプの稼働による振動も考慮しつつ、騒音計による騒音測定を実施した上で、最大限に騒音を抑える対策をご提案させていただきました。

当社では、騒音レベル測定サービスを実施しております。自社工場の騒音レベルを知りたい方はお気軽にお申し込みください!