2025年10月12日 / 最終更新日時 : 2025年10月12日 smf 人手不足・生産性向上 生八つ橋自動生産装置 概要地域:京都府工事内容:自動生産装置設置お問い合わせのきっかけ・弊社にご依頼いただいた背景お客様は、これまで手作業で生八つ橋の製造を行っていましたが、需要の増加に伴い、生産数量の拡大と製造工程の合理化を実現したいとのご要望がありました。以前より工場設備工事やメンテナンスなどを一貫して当社にお任せいただいており、設備面での実績と信頼関係を評価いただいたことから、今回も自動生産ラインの構築についてご相談をいただきました。お困りごとの内容手作業による製造では、生産数を確保するために多くの人手が必要となり、また職人によって品質にばらつきが生じるという課題がありました。一定品質での生産管理が難しく、作業者の熟練度に依存してしまう点が大きな問題となっていました。そこで当社では、生地づくりからあんこの充填、八つ橋特有の三角形への折り込みまでを自動化できる製造ラインを構築。これにより、生産体制を大幅に効率化し、工程管理・品質管理の両面で安定した製造が可能となりました。結果として、これまで職人の技に頼っていた工程が自動化され、アルバイトやパートの方でも安定した品質で生産できる体制を実現しました。今後の展開当社では、食品工場の特性や衛生基準に合わせた設備設計・施工を通じて、京都の伝統菓子産業の発展に貢献してまいります。